健康住宅

シックハウス症候群・化学物質過敏症・VOC(揮発性有機化合物)などなど、この難しい言は一般の人さえ知らない人が少なくなってきました。10年前には、この言葉を耳にした人のほうが数少なかったでしょう。今なぜこんなにも住宅に健康が求められているのでしょうか?昔の住宅は自然の材料で大工さんが一生懸命手間をかけて造ってきました。冬は寒く夏は暑い、自然に近い環境のなかで、生活していました。その反面建築材料は自然の中から調達されていたので有害物質を出す様な事はありませんでした。室内の空気汚染物質は一酸化炭素や水蒸気程度で、すき間風で行なわれる換気で、その大部分を処理していました。しかし、時代とともに生活環境が向上していき、冷暖房を使う家庭が一般的になってきます。それは、エネルギーの消費の増大と、地球の温暖化という形となり社会問題化してきました。それらの解決策として、省エネルギー政策の実施へとつながります。これが住宅を高気密高断熱へと変化させたのです。この結果計画換気が必要になるわけです。もう一つの流れが化学建材です。自然素材が高価になってきたため、安くて高性能の建材の開発が進めらてきました。しかし、これらが有害物質を発生させる事が判明し、改善が急務となってきたのです。その過程であらわれたのがシックハウスです。今このような中で、自然素材を使った住宅に注目が集まり、シックハウスに対して健康住宅と呼ばれるようになりました。当社では、自然素材を使った健康にやさしい住宅はもちろんの事、地球環境にやさしいリサイクル型住宅「環境共生健康住宅」を提案しております。